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2015年10月11日 (日)

育むことで成長する

Kanba_0131

~10月11日のメッセージ~

※高い山の山頂にある学校。

私は教師として、麓から通勤していた。

あまりに急な坂道で、自転車で通うのも厳しく、

三輪車を担いで登り、帰りは片足で乗って下っていた。

学校の傍には、吊り橋のような細くて長い橋が架かっていて、

そこに若い父親と一年生ぐらいの男の子が現れて、

「この子が、どうしても先生(私)と遊びたいというのでお願いします」と、引き留められた。

私は、「こんな高い場所で遊ぶと危ないし、恐いから、地べたでなら遊んでもいいですよ」

と言うと、二人とも納得した様子で、頷いて喜んでいた。

学校は囲いが無く、施設は襖のような戸で開け閉めが行なわれていて、開放的な感じ。

田舎のような感じで、庭には小鳥や犬が飼われていた。

元気に走り回っていて、小屋に戻してあげようと行ってみると、

その小屋は、鳥籠も半分開いた状態で、完全に扉を閉めている訳では無く、

ある程度自由に動き回れるが、寝る場所、休む場所は、

一定の小屋で、という風に決められているようだった。

私は水と餌が有るかを確認すると、少し足りないようだったので、

水と餌を足してあげた。

自分もご飯を食べようと、学校の食堂の様子を見ると、

他の先生が食べ残したスパゲッティーだけしかなく、

それを食べたくはなかったので、

麓まで帰って食事をして来るか、どうしようかと考えていた。

犬が室内でお漏らしをしたので、後始末をしていた。

**********

先日、職場で児童虐待の話題が出たことや、

子育てマイスターのニュースを耳にしたことが、関係あるのかもしれません。

全体的に、育て方の基礎・基盤というような感じがします。

建物は開放的であり、自由な感じでありつつ、決まりは存在する。

遊びは大事ではあるが、危険から身を守る必要がある。

生きる為に必要なことと、それに伴うマナーやルールのような決まり事。

躾は大事ですが、厳しいと逆に反動が起こります。

子供が納得出来るように、理由を分かりやすく丁寧に話すことが、大事です。

そのバランスが難しいところですが、繰り返し反応を見て、

変えて行けば、その子供に合った対応の仕方も見えて来ますね。

三輪車は、小さい子供の乗り物ですが、軽くてコマも付いているので、

柔軟な発想が大事なことを示しているのでしょう。

自分の子育て以外でも、

仕事として、子供さんのお世話や、動物のお世話もしたことがありますが、

動物の子供も、小さい子供とよく似ています。

しっかりと遊んであげることと、躾けるべきところは教える。

其の様に真正面から向き合って接し続けることで、

自分がいつの間にか大人として成長しているんですね。

昨日のメッセージで、一人前と記しましたが、

そうして、船出をするまでには、「育む」という体験を積み重ねが重要で、

手間は掛かるけれど、

人が最も成長することの出来る近道ということになるのでしょう。